熱中症の症状のひとつでもある熱けいれんは多量に汗をかいた時におこりやすいです。
汗にはっ水分のほかに塩分を含んでいるのはご存知だと思いますが、
たくさんの汗をかいた時に水分だけ補給していると体内の塩分だけが足りない状態になっていきます。
そして血液の塩分濃度が下がると頭痛、吐き気、嘔吐、腹痛などの症状があり、
筋肉の痛み(主に腕、足、腹部など)とともにけいれんが起こりってしまうわけです。
この場合はできるだけ早めの塩分と水分の補給が必要です。
できればスポーツドリンクが望ましいですが、もしない場合でも砂糖と塩で代用できます。
その場合、まず1Lの水に塩を9g入れ、
さらに吸収率がよくなるようにちょっと砂糖を混ぜてゆっくり飲ませるようにしてください。
さらにけいれんが起きている部分は軽くマッサージしたり筋肉を伸ばしてあげるとけいれんが緩和しやすいです。
大工さんなど建設職場などでも用意してあるところはあるかもしれませんが、
普段から塩飴、梅干し、塩昆布などは持参して休憩時間などは飲み物と一緒に意識して摂取することをお薦めします。